バイクで二人乗りできる条件・安全に運転する為の乗り方のコツも解説!

バイク基本

バイクの免許を取得しバイクを購入したら、いずれは後ろに大好きな人を乗せてドライブしたいと夢が膨らみますよね。
そして、大半の方が女性かお子様を後ろに乗せるのではないかと思います。

免許がとれたからと言ってすぐに二人乗り(タンデム)はできません。
また一人で乗るのと違い二人乗り(タンデム)をするには、安全に運転する為のコツが必要になります。
後ろに乗る人の命を預かって運転することになりますので、十分な準備をしてほしいと思います。

そこで、これから二人乗りをされる方に

・二人乗りができる条件
・安全に運転する為の乗り方のコツ

を解説していきたいと思います。
また、あると便利なグッズも紹介していますので、参考にして頂けたらと思います。

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二人乗りができる条件はバイクの大きさと免許取得年数

二人乗りができる条件はバイクの大きさ、免許取得年数が関係してきます。

排気量
・排気量が50cc超であること。
・高速道路では排気量が125cc超であること。

が条件になります。

免許取得年数
・普通道路は運転免許交付から1年以上経過していること。
・高速道路は運転免許交付から3年以上経過、かつ運転者が20歳以上。

が条件になります。

・排気量が50ccを超えるもの
免許取得後1年であること

二人乗り禁止の道路標識がある場所での二人乗りは、道路交通法71条の4第3項・第4項「大型二輪自動車等乗車方法」違反になります。

【 違反時の点数と罰金 】
(点数) 違反点数 2点
(罰金) 12,000円

首都高では一部区間は2人乗り禁止区間があるよ。

 

同乗者には年齢制限も体重制限もありませんが、ヘルメット装着は義務になりますので子供用ヘルメットがかぶれる年齢になってから後ろに乗りましょう。
同乗者用のステップに足が届くようになってからだとさらに安心です。
小さい子供を運転者の前に乗せたり背中におぶって乗せることもできません。
同乗者はシートの上に正しく乗りましょう。

乗り方のコツはコミュニケーション

二人乗りは後ろの人との連携がとても大切です。
乗車前に、安全にツーリングする為のルールを決めておきましょう。

タンデマー(同乗者)の乗り方のコツ
・乗る時、降りる時は必ずライダーが【いいよ】って言ってから乗る。
・乗る時はなるべく片側に体重を乗せるのではなくバイクの中心に体重をかけながら乗る。
・腰やバーを掴んで体を固定する。
・運転者に身を任せ、バイクが傾いたらタンデマーも一緒に傾くようにする。


ライダー(運転者)の乗り方のコツ

・ライダーはバイクにまたがった状態でバイクが動かないようにブレーキをかけておく。
・両足を地面にしっかり踏ん張って準備しておく。
・乗り降りの際にバランスを崩す心配があるときはサイドステップを出しておく。
・発進、停止の操作はスムーズにブレーキングやシフトダウンに注意をはらう。

 

僕は初めて二人乗りする時に同乗者が無事に乗れるか心配で後ろを向いた状態で待機していました。同乗者の片足がステップに乗った瞬間想像以上に重くバランスを崩し転倒しそうになりました。理由はしっかりハンドルを持ってスタンバイしてなかったからです。
ライダーは必ず同乗者が乗る時はしっかり両手でハンドルを持って前を向いていましょう。そして乗り降りは必ず合図をし合いましょう。

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二人乗りの運転で気を付けること

同乗者が乗ると一人より重量が重くなりますので通常よりも大きなパワーが必要になります。
いつもより回転数を高くして発進する必要がありますが、急発進すると同乗者がのけぞり落下する恐れがありますので、アクセル開放のバランスに注意しましょう。

クラッチ操作は大変重要で、スムーズな運転に欠かせないのが半クラッチです。
坂道発進は、同乗者の重さが増すのでいつも以上に半クラッチとアクセルワークが重要になり、ラフなクラッチ操作では、エンストやノッキングが生じやすく立ちごけなどにつながり危険です。

また同乗者の重さが増す分ブレーキもききずらくなり、制動距離が長くなりますのでいつも以上に早めのブレーキを心がけましょう。
急ブレーキは同乗者が前につんのめってしまい落下する恐れがあるので、危険を感じる前にエンジンブレーキを使用すると安全です。

リアシートの狭いバイクなどは安定性がなく長距離はとても疲れてしまいますので、定期的に休憩を取るようにもしましょう。

同乗者の重さが増す分、アクセルとクラッチ操作、早めのブレーキが重要。

 

便利グッズも使用して安全に二人乗りしましょう。

・インカム
二人乗りでは二人のコミュニケーションが不可欠ですので、インカムがあれば会話がスムーズにできますし、走行中も会話ができるのでお互いに意思疎通が図れ安全です。
・タンデム用ベルト
同乗者がお子様などの場合は、万が一眠ってしまった時や高速道路を走行する時など運転者と直接連結することで安定した走行が可能になります。
子供を乗せての立ちゴケや、段差などでバイクが跳ねた場合などタンデムベルトをつけていると安心です。

初めて後ろに乗った時は、「スピードが出すぎてて怖い」とか「足の置き場があっているか」など、ちょっとした疑問もインカムで会話ができたので安心できたよ。

まとめ

二人乗りの条件や乗り方のコツ、気をつけること、便利グッズについて説明してきましたが、ここでまとめてみましょう。

・二人乗りは免許取得から1年以上経過してから。高速道路は3年以上。
・後ろの人との連携が一番大切。
・クラッチの操作は丁寧に、早目のブレーキも。
・インカム、タンデム用ベルトがあると便利。

二人で出かけるタンデムツーリングはソロツーリングとは違う楽しさがあります。
高速タンデム解禁で、より長距離までのタンデムツーリングを楽しめるようになったので、気の合ったパートナーと楽しんでみてください。

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