大型バイクに乗っている人が一度は乗ってみようかなと検討するバイクが、アメリカを代表するハーレーダビットソンですよね。
テレビや映画などでかっこよくハーレーに乗る姿を見て一目惚れした人が、ハーレーデビューをされるのも珍しくはないと思います。
初めてハーレーに乗る人は、どんな種類があってどの車種が乗りやすいんだろうとか、新車と中古どちらがいいのかなど購入する前はいろいろ悩むと思います。
僕もどの車種を購入したら後悔しないか、お得に購入できる時期はあるのかなどいろいろ悩みました。
そこで、今回は僕の経験から
・車種の決め方
・新車と中古車の違い
・お勧めの購入時期
を解説していこうと思います。
まずはハーレーの車種を知ろう!
ハーレーにはたくさんの車種があり、大きく分けると6ファミリーに分類されます。
車種 | 特徴 | 重量 | ガソリンタンク | 価格 |
SOFTAIL (ソフテイル) |
伝統のVツインとしつつ、現代のロードシーンに最適なパフォーマンスを発揮するエンジンとして生み出されたミルウォーキエイトが搭載されているソフテイルファミリー。 | 303kg~347kg | 16.7L~18.9ZL | 221万~286万 |
TOURING (ツーリング) |
アメリカ国土を横断できるバイクをと、ハーレーダビッドソンが開発し続けてきたカテゴリー、ツーリングファミリー。 | 379kg~425kg | 22.7L | 301万~388万 |
SPORTSTER (スポーツスター) |
2018年春にアイアン1200、フォーティーエイトスペシャルという新たな仲間を加えたスポーツスターファミリー。 | 252kg~321kg | 7.9L~18.9L | 120万~216万 |
STREET (ストリート) |
スポーツスターよりも軽快にストリートシーンを駆け抜けるバイクを。そんなコンセプトから生まれたストリートファミリー。 |
233kg~321kg | 131.L~18.9L | 98万~249万 |
CVO (シーブイオー) |
ハーレーダビットソンにおける最高峰のカスタムメニューが加えられ、さらにオンリーワンのグラフィックでコーディネートされたカスタム・ヴィーグル・オペレーションの称号を与えられしモデル。 | 331kg~431kg | 18.9L~22.7L | 340万~526万 |
TRIKE (トライク) |
サービカーと呼ばれる商業用3輪バイクを手がけた1930年代から約90年、ハーレーダビッドソンは大陸横断バイクであるツーリングモデルにその3輪バイクの概念を掛け合わせたトライク。 | 564kg | 22.7L | 438万~450万 |
特徴をもう少し詳しく説明しておきます。
スポーツスターのタンクは車種により3種類違う大きさが搭載されていますが、一番小型は約8Lなので長距離ツーリングの際には何度も給油が必要になりどちらかというとショートツーリング向きです。
逆にタンクが大きいのはツーリングファミリーになり、22.7Lの燃料タンクが搭載されている
ので走行距離としては300~350km程度になります。
重量があり取り回しが難しいですが、長距離走行の楽さと走行距離の長さからロングツーリングを楽しむ方に人気があります。
シーブイオーは、初めからカスタムが施されているので納得がいく見た目になっていると思います。購入後のカスタム費用はあまりかかりませんが、その分初期費用が高くなります。
トライクは3輪になりますので、普通自動車免許をもっていれば乗ることができます。
車種の決め方のポイントは見た目・試乗・目的別で選ぶ
車種を決める時は、まずはあなたの第一印象!「見た目」で好きなものをいくつか選んでみましょう。
やっぱり今から長い付き合いになるので、見た目が好きじゃないと始まりませんよね。
見た目でいくつか絞れたら、次は実際に試乗してみてチェックします。
加えて、どんなツーリングをすることが多いかで検討していくといいと思います。
試乗で選ぶ時、目的別で選ぶ時のポイントをまとめましたので参考にしてみてください。
見た目・試乗で選ぶポイント
やはり、初めは見た目重視で選ぶのがいいでしょう。
初めにいいと思った車種はやっぱりいつまで経ってもいいものです。
予算の問題などで妥協して購入すると、だんだん乗らなくなってきたり、やっぱり一番欲しかったバイクを購入しておけばよかったと後悔するものです。
それだけ、第一印象のインスピレーションは大切だということです。
自分が乗っている姿をイメージしながら数台をピックアップし、次にハーレー正規店が主催している試乗会に参加して乗ってみることをお勧めします。
また、お店に行けばショップがお勧めするバイクが数台用意してありますので、気になっている車種を怖がらず試乗しましょう。
試乗してみると見た目はいいが乗り心地が悪い、運転操作が難しいなど気がつくことがありますので試乗は必ずしましょう。
目的別で選ぶポイント
ハーレー選びは、自分が理想とするスタイルから車種選びをするのも一つです。
例えば荷物を沢山積んでロングツーリングの旅を楽しみたいのなら大排気量でパワーがあるツーリングファミリーがお勧めです。
旅先のお土産も積めますよ。
街中を流すショートツーリングであれば、積載能力よりも小さ目で取り回しが楽なスポーツスターファミリーを選ぶのをお勧めします。
初心者の女性にも取り扱いしやすいバイクです。
ハーレーの各車種には楽しく乗ってもらうためのコンセプトがあります。
懐かしいスタイルを残し、原点回帰したスポーツスターファミリーや、車高をローダウンしてシートも低くした低かっこいいソフトテイルファミリー、高速道路を長く走っても疲労を押さえ快適にロングランを楽しめるツーリングファミリーなどがあり、そのコンセプトを参考にしてみてもいいでしょう。
僕はストリートグライドスペシャルを購入しました。ロングツーリング、タンデムツーリングをするのが目的であったのと、試乗をして車重が重くても取り回しが可能であった事、乗り心地がよかったのが決め手でした。
新車と中古車のメリットとデメリット
新車にするのか中古車にするのか、ここが一番悩むところです。
新車と中古車のメリット・デメリットをまとめてみました。
メリット | デメリット | |
新車 | ・3年間の保証サービス ・好きな車種を選べる ・新車なので安心 ・ディーラーとの関係性ができる |
・高額 ・値引きがない |
中古車 | ・新車より安価 ・カスタム済みの車種がある |
・わからない事故歴があるかも ・消耗しているパーツ類がある ・保証が短い |
購入店にもよりますが、新車を購入すると、カスタムパーツの費用や取り付け工賃などをサービスしてもらえることがあります。
これだけでも費用を抑えれます。
中古車のデメリットとしては、中古市場に自分が購入したい車種が必ずしもあるとは限らないことです。
車種があったとしても、走行距離や外観など自分の納得がいくものがあるとは限りません。
また中古車で欲しいバイクをみつけても、そこから値引きというのは少しだけです。
ただ初めてバイクに乗る方は、立ちごけを考慮して中古車を検討してもいいかもしれませんね。
お勧めの購入時期
少しでも安く新車を購入したい方は、ニューモデルの発表後がお勧めです。
ハーレーは毎年秋頃モデルチェンジが行われます。
【型落ち】と呼ばれる車種を狙うのもいいでしょう。
ただ日本に入ってくる個体数は決まっているので人気の車種やボディカラーが残ってない場合もあるので注意が必要になります。
またハーレーの正規ショップではよくカスタムパーツプレゼントなどのキャンペーンを行っていますので、バイクショップのキャンペーン期間に購入する事もお勧めです。
僕はモデルチェンジの時に購入し、結構値引きをしてもらいました。たまたま欲しかった車種の【型落ち】が1台だけ残っていたので契約しました。
まとめ
・決める前には試乗をしましょう。
・車種は目的をもって決めましょう。
・中古車ならバイクショップの試乗車を狙うといいかも。
・購入時期はモデルチェンジ、キャンペーンの時期がお得になるかも。
いつか素晴らしいバイクに出会えますよ。
この記事が少しでも参考になったなら嬉しいです。
最後までご覧頂きましてありがとうございました。
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