バイク乗りの必需品「インカム」の選び方と取付方法を解説!

バイクアイテム

バイク乗りの必需品といえば「インカム」です。
たくさん種類があるぶん価格も違えば性能も違うので、どれを選べばいいのか悩みますよね。

また、購入したら取付が簡単に自分でできるのか不安に感じると思います。

今回の記事では、バイク歴8年の僕がインカムを選ぶ時のポイントとインカムの取付方法を画像付きで解説していきます。

インカムがあれば音楽も聞けますし、ツーリング仲間と会話もできとても便利で楽しさも倍増しますよ。

この記事を読んで頂くとインカムの取付もスムーズにできると思いますし、実際使用している2種類のインカムメーカーの性能も紹介していますので購入する時の参考にしてみて下さい。

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絶対押さえておきたいインカム選びのポイント5つ

インカムとは、ヘッドセットを使用しハンズフリーで複数の人と通信が行える商品でバイクを運転しながら仲間と会話ができるアイテムになります。
インカムを選ぶ時のポイントは

・通話可能な距離
同時に通話できる人数
・防水機能の有無
・連続使用時間
・ぺアリングのしやすさ

を考慮して自分にあった種類を選ぶといいと思います。
詳しく説明していきますね。

通話可能な距離

通話可能距離は最低でも200mあるものがおすすめです。

ツーリングに参加した時台数が多い場合は、信号待ちなどで仲間との距離が開いてしまう場面がありますし、10人で千鳥走行する場合1人の車間距離を5mと考えて計算すると10人で50mは必要になります。

走行しだすと距離もあいてきますし実際車道で使うと間に車が入る場合もある為、通話可能距離は想像より余裕がいると想定した方がいいでしょう。

高速道路を利用するなら1km以上を目安にするのがいいでしょう。
スペック上1km以上あれば、通信障害があっても安心です。

数人でいつもツーリングに行く人は仲間とはぐれる心配がないように、通信可能距離が長いタイプを選ぶといいでしょう。

同時に通話できる人数

数人でツーリングに行く場合は、4人以上の複数で会話ができるタイプを選んだほうがいいでしょう。

インカムの種類にもよりますが4人同時通話のタイプが主流となります。4人以上のマスツーリングの場合は4人1組を何組かのグループで分けましょう。

その場合は先頭と最後部を常時会話ができる同じ組にしておけば、途中トラブルが発生した場合などに対処ができ安心です。

タンデムの場合は、後ろの人との会話がメインになるのでコストも抑えれる2人同時通話で十分でしょう。

防水機能の有無

突然の雨対策に防水機能付きを選びましょう。

ツーリングの最中に突然雨に降らてしまうことがありますが、そんな時でも防水機能が備わっているタイプであれば心配することなく走行することができます。

大雨の場合は隙間から水が浸入し部品が腐蝕して基盤交換などが必要になる場合がありますので、エアーなどで水分を十分取りのぞき乾燥させることが大切です。

防水にも等級があり、JIS規格をクリアしているタイプを選ぶと安心です。
IPで表示されていて数字が高いほど防水能力が高くなります。
防塵に対する保護 水に対する保護を表しています。

連続使用時間

連続使用時間は8時間あれば安心です。

ロングツーングにでかけた場合の走行距離は長くて400kmです。
高速道路を利用し平均80kmで走行して5時間なので一日バイクに乗っている時間を計算しても8時間あれば十分に対応可能です。

ロングツーリングをよくする人は連続使用時間が長いタイプをお勧めします。
ツーリング中の会話などが途中で切れてしまうと面白さも半減してしまいますよね。

バッテリーの時間は、Bluetooth接続などで音楽を聞いていると短くなりますので休憩などで使用しない場合は電源をOFFにして管理したほうがいいですよ。

ぺアリングのしやすさ

簡単に接続できる製品をおすすめします。

異なるメーカー同士でインカムを接続する場合など、ペアリングの方法がややこしくなかなか接続できない場合がありますので、できるだけ簡単に接続できる製品がおすすめです。

ツーリング仲間同士でインカムを購入するのであればメーカーを統一することをお勧めします。
基本同じメーカーであれば接続も簡単で複数人数でも同時通話が可能です。

 

グループから離れても一度ペアリングをしていれば面倒な操作をすることが無く、近づけば再び参加できるような機種を選ぶといいですよ。

インカム取付方法

インカムを購入したら、自分で取付てみましょう。30分くらいあれば取付が完了すると思います。それではFODSPORT FX8の取付方を解説していきます。

本体取付

機器本体はヘルメットの外側に取付をします。
スピードの速い高速道路などは風の影響を受けますし、操作する時に触ることがありますのでしっかりとヘルメットに取付することが重要です。


ジェットヘルメット取付前


金具と本体取付前


金具と本体取付後


本体をヘルメットに取付(挟みこむタイプ)


本体取付は内側のカバーを外して取付

 

本体はヘルメットと挟み込むだけなので、緩い場合はヘルメットとインカム本体を両面テープにて接着することをお勧めします。
スピーカー・マイク取付

スピーカーとマイクはヘルメット内部に取付していきます。
スピーカーは会話を聴き取る時、マイクは会話をする時に重要になります。
まずスピーカーをとりつけます。


内部の両側のカバーを外す


内側のカバーを外す


耳の位置を確認しスピーカー取付用マジックテープを取付


スピーカーを取付

次にマイクを取り付けていきます。


マイクはカバーの間にはめ込む


はめ込み後


取付完成

 

スピーカーはヘルメットを装着しながら取付位置を調整しましょう。
耳の位置と上手にあわせないと聴き取りも悪くなりますし、長時間ヘルメットをかぶっていると耳が痛くなります。
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SENAとFODSPORTを実際使用した感想

インカムメーカーは複数ありますが、僕が使用しているSENAとFODSPORTについて性能をまとめてみました。

品名価格同時通話通話可能範囲ノイズキャンセラ機能その他
SENASMH1029,000円41,600m搭載FMラジオ
Bluetooth
FODSPORTFX89,750円8人500m搭載FMラジオ
Bluetooth

2つのメーカーの大きな違いは価格、通話可能範囲になります。


SENA SMH10



SENAはもともとツーリング仲間が使用していたので、ペアリングのしやすさから選びました。

使い勝手は、左手でジョグダイヤルを操作するだけで機能の切り替えができ操作に戸惑う事もありませんし、会話や音楽もクリアでノイズが入りにくく、通話距離があっても問題なく使用できます。
FODSPORTとのペアリングも簡単に接続可能です。

 


FODSPORT FX8

 


 

FODSPORTは、金額の安い中華品がどの程度の性能なのか興味があったので、タンデム用として購入しました。
通話可能範囲は500mでもタンデム用なので全く問題ありません。

操作性に関しては、SENAはダイヤル式なので簡単ですが、FODSPORTはダイヤルにプラスしてスイッチを使用しなければいけません。

手袋をしているとスイッチの場所が確認しづらいですが、慣れれば問題はないですし、会話のノイズや音質も気にならないので金額の割には十分使用できると思います。

両メーカーとも音楽を聴きながらの会話はできないので、切り替えボタンを押す必要があります。サイズはSENAの方が若干小さいぐらいで重さもほとんど変わりません。

ブランドを気にされる方は王道であるSENAの購入をお勧めします。
ブランドにこだわりのない方や金額を抑えたい方は中華品でも問題はないと思います。

まとめ

インカム選びのポイントをまとめてみたいと思います。

・通話可能距離が最低でも200m、4人以上で会話ができるタイプ。
・防水機能があり、8時間以上連続して使えるインカム。
・ツーリング仲間同士でメーカーを統一することがお勧め。

今ではバイクライフの必需品になったインカム。

一人で出かけるソロツーリングや二人で出かけるタンデムツーリング、気の合う仲間と出かけるマスツーリングなど様々な場面で利用できます。
出かけるシーンによりインカムの性能を十分に活用できる商品を選びましょう。

ツーリングの楽しみの一つは仲間との会話なので、同じメーカーであわせる事でデザイン面でも統一感がでますし、接続も簡単なのでストレスなくツーリングを開始できますよ。
仲間と会話をしながらツーリングを楽しみましょう。

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