ロワーフェアリングの購入を検討している人のほとんどが、長距離ツーリングをした時の疲れの軽減や雨の時に足元が濡れるのを防ぐ為だと思います。
純正ロワーフェアリングは高額だし、ディーラーで取付してもらうとさらに工賃がかかります。
費用を抑える為に自分で取付ができないのかな?
ロワーフェアリングを購入したとしても自分で取付できなかったらどうしよう・・
大丈夫。1人で簡単に取付できるよ。
特殊な工具は必要ないの?手順とか色々不安だな・・
ハーレー初心者の僕でも一人で簡単に取付できたので大丈夫です。
その方法を、写真付きで詳しく紹介していきますね。
また純正ロワーフェアリングを選んだ理由も載せていますので参考にしてみて下さい。
自分で取付をして工賃をうかせましょう。
ロワーフェアリングを簡単に取付できる3ステップ
取付所要時間は50分程度です。
取付の手順は
1.ロワーフェアリングを仮止め
2.位置を決めたら上部、下部の金具を取付
3.カバー取付
となります。
取付に必要な工具は3つ。
トルクスレンチ T40
スパナ 13mm
ステップ1 ロワーフェアリングをボルトで仮止めする
まずロワーフェアリングの下側を先に位置決めして上側の溝をエンジンガードに合うように取付していきます。
取付するロワーフェアリング部品(片側のみ)
ロワーフェアリング取付前
ロワーフェアリング仮止め
取付する時はステップが邪魔になりますが、わざわざステップを取り外さなくても取付は可能です。
でも取付を無理にするとロワーフェアリングに傷がつくので注意して下さいね。
若干きつめですがエンジンガードのパイプに押し込むようにゆっくりはめ込んでいきましょう。
ステップ2 位置を決めたら上部、下部の金具を取付する
上側の金具と下側の金具を取付してボルトは緩めに仮止めしておきます。
いきなりボルトを締め込むと締めた方にロワーフェアリングが引っ張られ微調整が難しくなります。
ボルトは軽く締めておき本体の遊びを作っておく事がポイント。
上部金具取付(外側)
上部金具取付(内側)
上部金具取付には六角レンチ11mmを使用して2ヶ所ボルトを取付していきます。7
下部金具取付(外側)
下部金具取付(内側)
下部金具取付にはトルクスレンチTR40とスパナ13mmを使用して1ヶ所ボルトを取付ていきます。
ボルトは全体の位置がしっかり決まってから最後に固く締めましょう。
ステップ3 カバーを取付する
カバー取付(外側)
カバー取付(内側)
カバー取付には内側より六角レンチ11mmを使用してボルト1ヶ所を締めていきます。
ナットを取付する時に写真のようにボルトを締めにくいので、長めの工具で作業することで楽に取付できます。
取付完了
説明内容は片側のみなので同じ要領で反対側も取付しましょう。
迷った結果純正ロワーフェアリングを購入した理由
ロワーフェアリングは、純正品は15万円程度で社外品(中華品)は3万円程度と、価格の差がかなりあるので最初はどちらを購入しようか迷いました。
しかし、調べていく内に社外品には以下の様なデメリットもあることを知ります。
・中華品は商品の出来具合がまちまちで、取付時にはステップ部分が干渉して切り欠きをしないといけない(切断用の工具が必要)
・純正品以外は色味が違う可能性があり再塗装が必要になる
純正品と中華品の特徴を表にしてみました。
値段 | 加工 | 色味 | |
純正品 | 高い(15万円程度) | 必要ない | 問題なし |
中華品 | 安い(3万円程度) | 必要 | 再塗装の可能性あり |
中華品は値段は安いですが取付時の加工を失敗する可能性がありますし、取付してみると車体との色合いが違う場合があります。
これらのことを総合的に考えて、簡単に取付でき色合いも問題ない純正品を購入することにしました。
純正品だとロワーフェアリングをエンンガードにぴったり取り付けでき、振動などできしむこともありませんので安心です。
ロワーフェアリングを取り付けて感じた効果
ロワーフェアリング取付後は足元がすべてカバーされるので、雨や風を防ぐことができます。
取付前
取付後
上部はスペースがあるので飲み物やちょっとした小物などを保管する事ができ便利。
小物も入って便利です
夏場の暑い時はルーバーが取付してあるので開くことにより風通しが良くなりますよ。
閉じている状態
開けた状態
見た目の効果も抜群です。
ハーレー全体が大きく見え迫力が増しかっこよく見えます。
高額なので購入するまで悩みましたが、ロワーフェアリングを取付して大変満足しています。
高速道路などで長距離を走行する時、以前は1時間程度で疲れがでていましたが取付後は休憩の回数がぐんと減りました。
走行するにも見た目にも大変満足できるカスタムパーツですので皆さんにお勧めします。
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