こんにちは。BB+Bです。
僕は洗車が大好きで毎週のように洗車をしています。
よく「そんなに洗車すると車の塗装がはげるよ」と言われます 😆
そんな僕が街中を車で走っていて気になる事。
それは、ヘッドライトが黄ばんだり曇っている車です。
綺麗に洗車していてもヘッドライトが黄ばんでいると残念なことに古く見えてしまいますよね。
ヘッドライトは車の顔となる部分。
黄ばみ取りをぜひして頂きたい!
実際にいろいろ試してみたけど「そんなに黄ばみ取れないじゃん」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、黄ばみ取りを上手に自分でできる方法を画像付きで詳しく解説していきます。
今回の作業で使用するのは、Holtsのウレタンクリアコートです。
約2時間のDIYで新車のような輝きを取り戻しましょう。
新車の輝きを約2時間で取り戻す手順4ステップ
<手順と所要時間>
1.フィットライトテープ・マスカ―布テープでボディを保護 施工時間:15分
2.ヘッドライト表面磨き 施工時間:50分
3.表面の脱脂 施工時間:5分 (乾燥時間:15分)
4.ウレタンクリアコート吹き付け 施工時間:40分
<準備するもの>
・フィットライトテープ
・マスカー布テープ
・耐水ペーパー3種類(#800 #1000#1200)
・シリコンオフ
・ウレタンクリアコート
ステップ1. フィットライトテープ・マスカー布テープでボディを保護する
ヘッドライトの表面を耐水ペーパーで磨く作業をする時に、車体にキズをつけないようフィットライトテープとマスカ―布テープでボディを保護していきます。
フィットライトテープはガムテープのように外したあとに粘着剤が残らないので取扱いが楽だよ。
<準備するもの>
・フィットライトテープ 38mm
・養生マスカ―布テープ 550mm×25m
フィットライトテープ
養生マスカー布テープ
車体右側施工写真
車体左側施工写真
マスカ―布テープを使用する場合はテープとビニールがくっつきやすいので慣れるまでは注意しましょう。
テープとビニールのくっついた失敗写真
ステップ2. ヘッドライトの表面を磨く
耐水ペーパーでヘッドライトの表面を磨いていきます。
樹脂レンズの表面を削り取ることで黄ばみも除去できます。
磨いていく時は#800~#1200と段階を踏んで磨いていきましょう。
大抵のヘッドライトであれば#800から磨き始めた方が効率よく進められます。
<準備するもの>
耐水ペーパー
#800
#1000
#1200
今回は #800で30分 #1000で10分 #1200で10分
磨いていきました。
最初は磨きカスが黄色ですが徐々に白色になっていきます。
手で表面を触ってみてひっかかりがないように全体を丁寧に磨いていきましょう。
耐水ペーパーで施工
磨くときは必ず水をかけながら行いましょう。
耐水ペーパーに水を含ませて研磨していけば削りカスを洗い落すこともできます。
そうする事によって耐水ペーパーの目詰まりを防ぐ事もでき、簡単に表面を綺麗にすることができますよ。
#800にて施工後の写真
#1000にて施工後の写真
表面が白くなってびっくりすると思いますが問題ありません。
怖がらず磨きましょう。
最後にウレタンコートを塗布することで表面の白濁が透明になります。
仕上がりの出来はヘッドライトの磨き方をどのくらい丁寧にするかで決まります。
ステップ3. 表面の脱脂をする
ヘッドライトの表面の油分や埃などをシリコンオフかパーツクリーナーで除去しておきます。
ウレタンクリアコートを表面になじませる為です。
シリコンオフとパーツクリーナーはどちらも脱脂、洗浄効果のある製品になります。
油分などが残っているとウレタンクリアコートの接着度に違いがでるので脱脂は行うようにしましょう。
シリコンオフは石油系の揮発性有機溶剤ですがシンナーなどよりもその揮発性は若干低い為、比較的いろいろな場所に安心して使用できます。
塗装、補修、接着前の樹脂や金属面の脱脂洗浄が使用用途になります。
シリコンオフ
パーツクリーナーは各種金属パーツや金型、鋳型の脱脂・洗浄、青ニスの除去、油汚れの洗浄が使用用途になります。
安価で、クルマ以外にもバイクや自転車などのメンテナンスにも使え何かと便利なので、機械いじりが好きな人は常備していると思います。
パーツクリーナを持っている方は、わざわざシリコンオフを購入しなくても十分代用できます。
僕も今回はパーツクリーナーを使用しました。
パーツクリーナは石油系で強力な揮発性を持っているので樹脂やラバーなどへの攻撃性が強く、パーツを痛めてしまう危険がありますが直接スプレーしなければ大丈夫です。
パーツクリーナ
ステップ4. ウレタンクリアコートを吹き付ける
ウレタンクリアコートは数回に分けて吹き付けていきます。
1回目は薄くさらっと。(5~10分乾燥)
2回目も薄く塗布。2回目までは馴染ませるため。(5~10分乾燥)
3回目はライト表面を見ながら塗り残しがないように。(5~10分乾燥)
4回目は全体に吹きかけて終了。
ヘッドライトに吹き付けをしても風で広範囲に飛んでしまいますので、マスカー布テープはできるだけ広めに施工しておきましょう。
ボディに付着すると、ざらざらした塗料が残る為コンパウンドをかけなくてはなりません。
無駄な作業が発生するので注意が必要です。
ウレタンクリアコート施工後右
ウレタンクリアコート施工後左
ウレタンクリアコートはHolts製がお勧め
今回はHolts製を使用しました。
商品名:ウレタンクリアコート 320ml
ウレタンクリアコート
お勧めの理由は
・より光沢のあるキレイな仕上げが可能。
・ラッカースプレーと同等の塗りやすさ。
・霧も細かく、非常に馴染みが良い。
・12時間以内(20℃)が使用期限。
実際使用してみて大変楽にできました。
一度に厚塗りするのではなく数回に分けて塗装していけば問題ないです。
スプレーをすればするほど綺麗になると思いスプレーしすぎると気泡ができたり液垂れしたり失敗するので吹きすぎには注意しましょう。
コーティングで黄ばみを防止しよう
ヘッドライトはどうしても紫外線で劣化します。
ヘッドライトの黄ばみを防ぐ最も良い対策は、紫外線をできるだけ避けることです。
できるだけ日の当たらないところに駐車する事がお勧めです。
しかし年数が経過するとどうしても黄ばんでしまいます。
そこで安価なコーティングで新品の仕上がりに施工できる方法を一度身に付けておけば、ヘッドライトの黄ばみも恐れる事はありません。
コーティングをすることで以前とは見違えるようなヘッドライトになりました。
車をいじるのに慣れていていない人でも半日あれば十分施工が可能です。
失敗を考えるとどうしても躊躇してしまいますが、ポイントに注意しながらぜひチャレンジしてみてください。
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