軽トラバンパーをDIYで補修!手順・準備する物を写真付きで解説!

駐車場の出入口にあるブロックなどでバンパーの下の部分をぶつけている方、結構いるのではないでしょうか。
直さずに傷をつけたまま放置していませんか?

車の補修と言えばプロにお任せするのが一般的でしたが車屋さんで直すのもお金がかかり、直してもまたぶつけるかもしれないと躊躇してしまいますよね。

そこで今回は不器用な僕でもDIYで直せたバンパーの補修方法を写真付きで解説していきます。

材料のすべてがホームセンターで揃うのでDIY補修で直すことをお勧めします。

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作業手順は5ステップ

作業手順は

パテで補修⇒耐水ペーパーで下地処理⇒マスキング処理⇒脱脂処理⇒塗装

となります。

中でも一番重要なところは下地処理です。

一番面倒な作業ですが、一番重要なのでここでは妥協せず時間をかけましょう。

それでは詳しく作業手順を説明していきます。

パテ補修

今回は深いキズもあったので厚塗りパテを全体に塗っていきます。
深いキズがある場合はバンパーより若干でるくらい厚めにパテを塗っていきましょう。

パテを薄く塗っておくと耐水ペーパーで磨くのは楽ですが、磨きすぎると折角埋めたパテを削りすぎてしまい再度パテを盛ることになります。
二度手間になってしまいますので注意しましょう。

十分乾燥するのを待ちます。(約1時間程度)

耐水ペーパーで下地処理

バンパーのキズをパテ補修したあとの凸凹をならしていきます。
一度で一気に削るのではなく、番手を目が粗いものから細いものに変更していきましょう。

番手とはやすりの粗さや細かさのレベルを示す数字です。
番手の数字が小さい程目が粗くなり、より数字が大きい程目が細かくなります。
始めのうちは数字の小さい番手を使用して、段々数字を大きくして仕上げていくと綺麗な仕上がりになります。

 

 


仕上げ後

マスキングテープ施工

塗装する塗料が車体につかないようにマスキングテープ施工をします。
マスキングテープはできるだけ広い範囲に施工しましょう。

塗料が風に乗ってヘッドライトやフロントガラスなどに飛んでいく可能性があります。
ヘッドライトは光度低下の原因になったりフロントガラスにつくと運転の邪魔になるので
注意しましょう。

 


マスキング施工写真

塗装前の脱脂

塗装前の脱脂をしていきます。

塗装面に直接スプレーをして綺麗な布で拭いていきましょう。
バンパーについている油分や埃を取り除かないと塗装の仕上がりに影響がでます。

 

 

塗装

遂に塗装開始です。

1.プラフサ塗装(下地剤)
2.ボカシ剤
3.カラースプレー塗装(上塗剤)
4.クリア

の順番になります。

塗装前に注意するポイント
・水分が残っていないか確認
・虫などが塗装面についていないか確認

1.プラフサにて下地剤を塗装していきましょう。
厚塗りするのではなく全体に薄く塗装していきます。
15~30cmほどバンパーから離して何回かに分けてスプレー塗装を行うのがコツとなります。

2.ボカシ剤を塗装していきます。
カラーペイントの白っぽいザラザラの発生を効果的に抑えることができます。
厚塗りするのではなく全体に薄く吹き付けていきましょう。

3.カラースプレーにて上塗剤を塗装していきます。
10~20秒くらいの乾燥時間を置いて、繰り返し重ね塗りをするのがコツです。
厚塗りするのではなく全体に薄く吹き付けていきましょう。

4.クリア剤を塗装していきます。
カラースプレー後に塗装をすることで光沢をだすことができる塗料です。
全体の仕上がりを見ながら塗装していきましょう。

スプレー缶による塗装の場合は一回でキレイに吹き付けるのは困難です。
15~30cmほどバンパーから離して何回かに分けてスプレー塗装を行うのがコツとなります。ボカシ剤とクリア剤は、10~15分くらいの乾燥時間を置いて数回に分けて塗装しましょう。
他の塗料とくらべ乾燥しにくいので注意が必要です。

 


塗装完了

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事前に準備しておくもの5点

作業前に以下の材料を準備しておきましょう。

・スプレー缶(クリア剤・ボカシ剤・ホワイトプラサフ・カラースプレー)
・フィットライトテープと養生マイカー布テープ
・耐水ペーパー
・補修用パテ
・パーツクリーナー
スプレー缶4種類

塗装に必要な塗料です。


・クリア剤

上塗後に塗装をすることで光沢をだすことができる塗料です。


・ホワイトプラサフ

自動車などの塗装下地として使う下塗り材です。
鉄に対する塗装に大きな力を発揮しますが使い方によっては色々な下地素材の塗装に使える下塗り塗料です。


・ボカシ剤

カラーペイントをスプレーする直前に、広い範囲にボカシ剤をスプレーしておくことでカラーペイントの白っぽいザラザラの発生を効果的に抑えることができます。

車体番号に塗料のNoが記載されていますのでまず色の確認を必ずしてください。
いくら下地を綺麗にしても塗装の色が違うと継ぎ目が見えて補修した部分がわかってしまいます。
マスキングテープと養生マスカ―布テープ付

塗装前に色がついてはいけないガラスやライトなどを養生するときに使用します。
結構な頻度で取付取外しをするので長めのものを購入しましょう。


マスキングテープ




養生マスカ―布テープ付


耐水ペーパー #1000 #800 #600

バンパーのを補修したパテを平らに整えるために使用します。
耐水ペーパーは番号が大きいほど目が細かいので最終仕上げをする工程には番号の大きいものを使用するようにしましょう。


耐水ペーパー  


バンパー補修用パテ

バンパーのキズが深い場合の補修用として使用します。
へこみを補修するので厚めに塗りましょう。


パーツクリーナー

プラスチック性のパーツの洗浄や脱脂に使用します。
脱脂をしていないとうまくカラースプレーが塗装できません。


パーツクリーナ  


 

完成度を上げる重要なポイント

・パテ補修と研磨を数回行い、できるだけ表面がつるつるになるまで施工すること。
・塗装のスプレーは数回に分けて薄く重ね塗りをすること。

下地処理にどのくらい時間をかけるかによって仕上がりに差がでてきます。
数回パテ補修と研磨を行いできるだけ表面がつるつるになるまで施工しましょう。

次に仕上がりに影響するのは塗装です。
一度にスプレーする量を間違えると液垂れがどうしても起こりやすいです。
数回に分けて薄く重ね塗りをすることをお勧めします。

今回はハイジェットの純正バンパーをスプレー塗装しましたが十分満足な出来に仕上がりました。
材料のすべてがホームセンターで揃うのでDIY補修で直すことをお勧めしますよ。

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