昭和生まれの人なら誰もが一度は食べたことがあるであろう自動販売機のうどん。
その時代にいつでも温かいうどんが食べられるというのは画期的な自動販売機だったはず。
以前はドライブインなどで小腹がすいたときによく食べていた記憶が残っています。
今では世の中が便利になりうどんの自動販売機の存在も忘れかけていましたが、NHKの「ドキュメント72時間」で取り上げられ昔の思い出が蘇ってきました。
数々の人生を浮かび上がらせ、多くの視聴者に感動を与えたうどん自動販売機が令和の時代にまだ存在するのか?
食べたことがある方はもちろん、食べたことが無い方も本当においしいのかどうか、うどんの自動販売機って何?と興味があるのではないでしょうか。
今回は地元岡山県で今もまだ現役で頑張っているうどんの自動販売機とその味を紹介したいと思います。
岡山県内で稼働しているうどんの自動販売機は3か所
岡山県内で稼働しているうどんの自動販売機は3か所でした。
・もみぢの里 (岡山県真庭市)
・ドライブイン古城 (岡山県倉敷市)
・おかもと仕出し店 (岡山県津山市)
今もまだ現役で稼働しているなんて感動です。
さっそくこの中のひとつ「もみじの里」に行ってきました。
もみぢの里場所・営業時間
<場所>
岡山県真庭市上中津井3422-3
<営業時間>
8:00~19:00(隣接する自動販売機は24時間?)
駐車場は広く車もバイクも停めやすい環境です。
国道313号線沿いにお店がありますので大変わかりやすい場所になります。
本場讃岐手打ちうどんが食べれるお店と隣接してプレハブの建屋にうどんの自動販売機が設置されています。
もみぢの里外観
昔からある近所で人気のうどん屋さんのような店構えです。
今回の目的はうどん自動販売機なのでとりあえず隣接する店内へ。
プレハブでできている店内は昔近所に設置してあった風景と似ており何か懐かしい面影。
もみぢの里内観
店内は大変綺麗です。
僕が訪問した時間は朝8時頃でしたがお店の方が綺麗に掃除をされていました。
テーブルとイスが設置してあり、ゆっくり食事ができます。
うどんの自動販売機、カップラーメンの自動販売機、お菓子の自動販売機、ジュースの自動販売機と並んで設置されています。
25秒で出来上がるうどんの味は思い出の味
待ちに待ったうどんの自動販売機とご対面です。
販売されているメニューはきつねうどんと天ぷらうどんの2種類。
(きつねうどんも天ぷらうどんも300円 )
迷ったあげく天ぷらうどんに決定。
早速硬貨を入れていきます。
上部のできあがりまで○○秒が25と表示されています。
なんと25秒 😯
カップラーメンより早い!
自動的に湯を注いで麺を温めているのが機械の中より聞こえてきます。
高速回転させて湯切り。
最後に温かい出汁が注がれます。
チンの音で取出口にうどんが準備できた合図。
久しぶりに聞く音に感動です。
さっそく取り出そうとすると器いっぱいに入っている汁があふれ若干びびります。
これも懐かしい思い出。
確かに近所にあったうどん自動販売機もなみなみの汁が入っていました。
早速実食です。
天ぷらうどんの具はかき揚げ、かぼちゃの天ぷら、かまぼこ。
なみなみに入っているスープを一口。
見た目は透き通っており若干薄味かもと感じる色合い。
しかし出汁もよくでており麺の固さも自分好みです。
朝早くから訪問した甲斐があり、懐かしさと思い出の味を堪能することができました。
食べ終わったら青いボックスに返却しましょう。
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